こんにちは、あやめです。
レズビアンのクリスチャンです。
今や世界宗教と言われるキリスト教ですが
その原点となったイエスは布教活動中、
親から理解されていなかったことをご存じですか?
今回は、イエスの以外な一面
家族に理解されなかったイエスについて解説します!
伝道者になる前のイエスは大工さんだった
イエスが伝道を始めたのは、30歳からと言われています。
古代イスラエルにおいて、30歳になるまでは半人前という意識があったのです。
では、伝道師になる前は何をしていたか。
それは大工です。
イエスの育ての父、ヨセフは大工をしていました。
イエスも自然と、ヨセフの手伝いをして、大工として一家の大黒柱となっていたことでしょう。
それが一変、家業を放り出して神の業を語るようになったのです。
家族にとっては、天地がひっくり返るようなできごとでした。
親兄弟に捕まりそうになるイエス
タダの大工が、いきなり神様のことを語り、弟子まで作り始めたのです。
当時はまだ、イエスの活動ははじまったばかりで
新興宗教という立ち位置でしたが、信者がどんどん増えていました。
しかも、罪人や当時忌み嫌われていた取税人と食事まで囲んでいるとうわさで聞こえるではありませんか。
いきなりなにを始めたんだ!と親兄弟は大慌て。
親戚まで動員して、イエスを家に連れ帰ろうとしています。
マルコによる福音書3章20~21節
20イエスが家に戻られると、また大ぜいの人が集まって来たので、みなは食事する暇もなかった。
21イエスの身内の者たちが聞いて、イエスを連れ戻しに来た。「気が狂ったのだ。」という人たちがいたからである。
いのちのことば社 聖書 新改訳 1970年
マルコによる福音書3章31~32節
31さて、イエスの母と兄弟たちが来て、外に立っていて、人をやり、イエスを呼ばせた。
32大ぜいの人がイエスを囲んですわっていたが、「ご覧なさい、あなたのおかあさんと兄弟たちが、外であなたをたずねています。」といった。
いのちのことば社 聖書 新改訳 1970年
集会中に、親族が乗り込んでくるというシュチュエーション
オタクで例えたら、同人即売会でサークル活動してたら、
親が「はずかしいからやめろ!」と乗り込んできたくらいのインパクトでしょうか。
とにかく、ふつうなら絶体絶命です。
本当の家族・理解者とは
集会に親兄弟が集まるという絶体絶命の事態に、イエスは毅然と反論しました。
マルコによる福音書3章33~35節
33すると、イエスは彼らに答えて言われた。「わたしの母とはだれのことですか。また兄弟たちとはだれのことですか。」
34そして、自分の周りにすわっている人たちを見回して言われた。「ご覧なさい。わたしの母、わたしの兄弟たちです。
35神のみ心を行う人はだれでも、わたしの兄弟、姉妹、また母なのです。
いのちのことば社 聖書 新改訳 1970年
いい子でいたってほしいゴールはつかめない
やりたいことをしていたときに、
「そんなことしてたらバカになるからやめろ!」と言われたり、
認められなかったという経験はありませんか?
または、そんな親のエゴと現在進行形で戦っていませんか?
それが本当に人の役に立つことであるならば、他の人が応援してくれます。
親の願いなど、世間を荒立てずにいて欲しい程度のことなのです。
変わってほしくないと望んでいる、エゴなのです。
親の理解なんて、この世を離れる間際で十分です。
キリストも、親兄弟のエゴに負けていたら今こうして聖書が編纂されることなく
その教えを受けることもできませんでした。
いい子にしていたら、欲しいゴールなんてつかめません!
親への理解は、一番最後に回しましょう!
それでは!