キリスト教

表彰式で流れるあの曲をクリスチャンに聞かせると、こう歌い始める。

昨日知りましたよ。

こんにちは、あやめです。

みなさん、表彰式で流れる曲と言ったら何を思い浮かべますか?

これが思い浮かぶと思います。

紅組優勝おめでとう!

という校長先生の張った声を思い出しますね。

見よ、勇者は帰る

ヘンデル作曲 オラトリオ「ユダス・マカベウス」より

日本では表彰式のBGMとして定番の『見よ、勇者は帰る』は、ドイツ生まれでイギリスに帰化した作曲家ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカベウス Judas Maccabaeus」に登場するメロディーの一つ。

1747年4月にロンドン中心部のコヴェント・ガーデン(ロイヤル・オペラハウス)で初演された。

世界の民謡・童謡より

もともとは、オラトリオだったんですね。独唱・合唱・管楽器・弦楽器が全部入った

西洋音楽のゴージャスセットのようなものです。

さすがに、教会でこれ全部やるのはムリなので

曲をカンタンにして、教会員みんなで歌えるようにしてあります。

讃美歌130番 「よろこべやたたえよや」

こちらは賛美歌130番の「よろこべやたたえよや」

よろこべや、たたえよや(ドイツ語:Tochter Zion, freue dich)はドイツの宗教的民謡のひとつである。

概要

ヘンデルオラトリオユダス・マカベウスの凱旋の行進曲「見よ勇者は帰る」See the conquering hero comes、(青年と処女の合唱、Chorus of Youths;Chorus of Virgins;Chorus)を賛美歌用に編曲して、イエスエルサレム入場を迎えるユダヤの民衆の言葉をつけた、19世紀の作品である。

引用:ウィキペディアより

 

聖歌168「いざひとよ」

こちらは聖歌168番「いざひとよ」

聞いてみると、大分歌詞がちがいます。

なぜ歌詞が違うのか

同じ曲なのに、賛美歌によって歌詞が違うのは

翻訳者さんによって訳し方が違うためです。

さらに、時代によって言い回しが変えられることもあるので

同じ曲でも歌が違うのです。

日本の民謡だと、「さくらさくら」が有名ですね。

 

歌詞は二通りあり、元のものは以下。

さくら さくら
やよいの空は
見わたす限り
かすみか雲か
匂いぞ出ずる
いざや いざや
見にゆかん

もう1つは昭和16年に改められたもので、現在音楽の教科書等にはこちらの歌詞を掲載しているところもある。 こちらを1番、前述の元の歌詞を2番と扱っているものもある。(1941年(昭和16年)3月「うたのほん 下」)

さくら さくら
野山も里も
見わたす限り
かすみか雲か
朝日ににおう
さくら さくら
花ざかり

引用:ウィキペディアより

 

たまに、他の教会で賛美歌を歌うと

こんなにも違うのかと驚くことがあります。

わたしの持っている新聖歌には

「よろこべやたたえよや」も

「いざひとよ」も

載っていませんでした!

 

賛美歌は形をかえて日本のあちこちで歌われている

知っている歌が街中で聞こえるとちょっと嬉しくなりますよね。

キリスト教は日本ではマイナーな宗教ですが

童謡の中に息づいています。

運動会でこの曲を聞いたら、賛美歌のことも少しだけ思い出してください。

ABOUT ME
あやめ
クリスチャン4代目でレズビアン。 百合ジャンルをこよなく愛しています。