LGBTs

私が結婚して既婚者になってもレズビアンと名乗る理由

こんにちは。あやめです。

この度結婚しました。しかしながらレズビアンを自負しています。

「結婚したのだからレズビアンではなくバイセクシュアルなのでは?」

と思うかもしれませんが、私なりの理由があります。

私のアイデンティティは結婚してもレズビアンです。

結婚してLGBTから「あがり」になったと思えなかった

今の旦那と付き合っているときから、自分のアイデンティティが揺らぐのを感じていました。今までレズビアンとして発信してきたけど、付き合っているのは男性。気負わずに一緒に入られる心地よさを感じている一方で、自分の心に問が湧いていました。

  • 一緒にいて心地よい人が見つかったけど、それはレズビアンとして終わったこと?
  • 一緒にいるのは心地よいでも、女性を愛してきたこの過去は?
  • 自分が結婚できれば過去はどうでもいい?

そんな問いにはきっぱりとNOがいえました。

結婚したからといってLGBTの問題から「あがった」という気にはならなかったのです。

しかし、たった1つ自分の疑問点に答えることができませんでした。

それは

  • 今までレズビアンとして生きてきたけど異性と結婚することの矛盾はどうしたらいい?

ということです。

相談をしようと思っても、誰に質問すればいいのか全く見当がつかなかったので自問自答していました。

 

 

既婚者LGBT当事者の存在を知る

結婚しようとする自分と、レズビアンとして生きてきた自分への矛盾の突破口を見つけたのは、LGBTのトークショーを視聴したときのことです。

「同性愛者のほとんどが結婚しています。でも公表していません。なぜならそのままでは生きていけないから。」

この言葉に衝撃を受けました。そのまま自分のことを言われたような気がしたのです。

私と同じように、結婚した当事者がいる。でもいえない。

いったところで家庭に不和しか起きないから。

きっと、見えないことになっているLGBTsの仲間がいる。

そして、何も言わなければ私も見えないその1人になる。

結婚したら終わりじゃない。結婚したってLGBT当事者であることはかわりない。

見えなくなりたくない。

私は既婚者LGBTの当事者になりたい

自分の性指向は自分で決めることです。

わたしは、たしかに結婚しました。

しかし、結婚したことで自分がレズビアンであることは過去にはならない。

女性が好きなまま、結婚した相手のことを愛する。

そう決めました。

今後は、既婚者レズビアンとして発信をしていきたいと思います。

今後もよろしくおねがいします。

それでは!

 

ABOUT ME
あやめ
クリスチャン4代目でレズビアン。 百合ジャンルをこよなく愛しています。