月9ドラマ「カインとアベル」の元ネタが旧約聖書だって知ってる?

こんにちは、ガチレズクリスチャンのあやめです。

 

月9ドラマの「カインとアベル」がいよいよ放送されますが

見慣れない名前が2つ並んでいますよね。

カインとアベル – フジテレビ

実はこれ、旧約聖書由来なんです。

今回は、「カインとアベル」元ネタである旧約聖書創世記4章を解説します!

 

カインとアベルとは:楽園から追い出されたアダムとイブの息子たち

カインとアベルは、はじめに造られた人間、アダムとイブの息子たちです。

カインは長男として生まれアベルは弟として生まれました。

 

カインの悲劇1:見捨てられた捧げ物、どうして私に目を留めてくれないのですか

 

カインとアベルは、それぞれ違う仕事をしていました。

カイン:土を耕すもの(農業)

アベル:羊を飼うもの(羊飼い)

 

ある日、神さまに捧げ物をする日がやってきました。

カインとアベルは、それぞれ自分が育てているものを捧げ物にと持ってきたのですが、神さまの反応が違ったのです。

 

創世記4章3-5節

3ある時期になって、カインは、地の作物から主の捧げ物を持って来た。

4また、アベルは彼の羊の初子の中から、それも最良のものを、それも自分自身で、持って来た。主はアベルと、そのささげ物とに目を留められた。

5だが、カインとそのささげ物には目を留められなかった。それで、カインはひどく怒り、顔を伏せた。

 

カインの悲劇2:罪を2つも重ねてしまった

 

カインは、自分のささげ物が受け入れられなかったこと、神様に目を留めてもらえなかったことに怒り狂いました。

神さまに諭されても心を開くことができません。

カインはその結果2つの罪を重ねてしまったのです。

 

カインの罪1:人類初の殺人

創世記4章8節

8しかし、カインは弟アベルに話しかけた。「野に行こうではないか。」そして、ふたりが野にいたとき。カインは弟アベルに襲いかかり、彼を殺した。

 

カインは、なぜ自分が神さまに受け入れられなかったのかを考えることをせず、

神さまに喜ばれることをしたアベルを殺してしまったのです。

コレが人類初の殺人になってしまいました。

 

カインの罪2:人類初の嘘つき

創世記4章9節

9主はカインに、「あなたの弟アベルは、どこにいるのか。」と問われた。カインは答えた。「知りません。私は、自分の弟の番人なのでしょうか。」

 

この世の全てを作られた神さまです。

カインとアベルの間に起こったことを知らないはずがありません。

隠しきれないとわかっているのに、カインは神さまに嘘をついてしまったのです。

コレが人類初の嘘になりました。

 

その後、カインにはいくら土を耕しても実ることがなくなるようにされ、農業ができなくなりました。

カインはだれか兄弟が自分のことを殺すだろうと怯えていましたが、

神さまはそんなことがないようにカインにしるしを与えてさすらうものにさせたのです。

そして、カインはエデンの東に住みつくようになりました。

 

カインから生まれたことば:カインコンプレックス

この兄弟殺しは、なんと精神分析の世界にまで影響を及ぼしていました。

カインコンプレックスという概念の名前になっていたのです。

 

ユングによれば、兄弟の関係において差別的に親の愛情を受けた場合、それによって苦しんだ原体験は、兄弟以外の関係にも投影されていくという。このコンプレックスを負う者は、親の愛を巡る葛藤の相手となった兄弟と同じ世代の周囲の人間に対して憎悪を抱くこともあるという。これをユングは旧約聖書、『創世記偽典『ヨベル書』の神話を基に「カインコンプレックス」と呼んだ。

一般的には、兄弟間の心の葛藤、兄弟・姉妹間で抱く競争心や嫉妬心のことを言うとされる。

カインコンプレックス – Wikipedia

もしかしたら、月9ドラマのカインとアベルは

カインコンプレックスのほうが色濃く描かれているかもしれません。

 

なぜカインとアベルとで神さまの反応が違ったのか:心を見ていた神さま

どっちも受け入れてあげればよかったのに、どうして神さまはアベルの捧げ物だけ受け入れたのでしょうか。

2人の名前を辞書で調べてみると、カインとアベルの心の違いがわかってきます。

 

カイン:彼は地の産物を感謝のしるしとして主に供えたが、その心が正しくなかったため退けられた。

(略)その彼は自らの罪を否定し、さばきが宣告された時罪を悔い改めず、ただ刑罰だけを恐れた。

 

アベル:彼のささげ物がカインのそれにまさったのは品物によるのではない。

(略)すなわち心を全く主にゆだねたことに求めている。

更に、最上のものをささげたことは、すべてを与える神、

日々の祝福の源泉である神への感謝と義務のしるし、

罪深い自己を知るものが神の無限の恵みに全く信頼している姿を示す。

聖書辞典 1961 いのちのことば社

 

神さまが見ていたのは2人の心でした。

神さまを信頼することができなかったカインは、自分の罪を見つめることができず

報復を恐れる人になってしまったのです。

 

 

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カインとアベル 〜創世記4:1~17〜 – サザエのお裾分け

 

それでは!