ホトケってだれのこと?「宗教嫌いの仏教徒」というパワーワードに出会った話

こんにちは、あやめです。

 

今回は、教会で出会った宗教嫌いパワーワードについて。

将来は神父になりたいという男の子と出会ったときのお話しです。

 

しかし、彼の実家は仏教。

両親はキリスト教にいいイメージを持っていないようで。

彼は両親のことを「宗教嫌いの仏教徒」と表現していました。

 

教会の一歩外に出れば、キリスト教が誤解されているケースに出会います。

10代から見たキリスト教:女子中学生が遭遇したケース | ガチレズクリスチャンだけどなにか?

 

両親はキリスト教が嫌いということで「宗教嫌い」と表現したのでしょうが

私にとってはパワーワードでした。

 

宗教が嫌いで仏教徒でいられるのだろうか

 

彼のご両親にあったことはないので

どのくらい宗教が嫌いなのかは分かりません。

 

キリスト教だけが嫌いなのか

神道やイスラム教、新興宗教などひっくるめた

仏教以外の宗教が嫌いなのかもしれません。

 

しかし仏教も「宗教」です。

本当に宗教が嫌いなら、

仏教徒であることに耐えられないはず。

 

「宗教嫌い」のひとことで済みます。

それでも彼が「仏教徒」と付け加えたのは、

仏教と関係の深いものがあるからなのでしょう。

 

仏教の「ホトケ」の字をみてみれば

 

「ホトケ」の部分に着目してみます。

「仏」は仏教の開祖である「仏陀」の意味ですが

 

「ホトケになる」という言葉があるように

死んだときに仏葬された人や死人のことも指します。

普通の人の感覚では

「ホトケ」=死んだ人・先祖の霊という意味で使われているんだと思います。

 

 

日本の仏教の象徴=葬儀と仏壇

 

江戸時代、お寺で葬式をするようになってから

日本では仏葬が当たり前になりました。

 

故人にはお経をあげ

骨はお寺の墓地に収め

仏壇にはお供え物とお線香を供える。

 

それが故人のお世話方法としては一般的です。

 

男の子は自宅の仏壇と先祖のお世話をする両親の姿を見て

「仏教徒」と表現したのでしょう。

 

 

他の宗教でも故人は偲んでる

 

いくら宗教が嫌いでも、ご先祖様のお世話をしなくてはならない。

仏教から離れてしまっては、お墓や仏壇を守れない。

 

そんな思いで彼のご両親は

仏教に関わっているのかもしれません。

 

でも、仏教以外でも故人を偲ぶ方法はあります。

 

私の教会では

年に一度「昇天者式」という故人を偲ぶ会が行われます。

お盆やお彼岸には、教会員でお墓参りに行き

お花を供え、賛美歌を歌います。

 

キリスト教では、お線香とお供え物が

お花と賛美歌に変わり

故人は天国で再会できるという確信に変わります。

 

しかし、故人を思い出して寂しさに涙するのは

仏教と大した違いはありません。

 

自由にホトケと付き合おう

 

江戸時代は仏教徒でなければ葬儀はおろか

戸籍も管理してもらえなかった。

選択肢がないのでみんな仏教徒だったんです。

 

でも、今は信仰の自由があります。

自分がご先祖様と関われるちょうどいい距離を探すことができるのです。

 

本当に宗教が嫌いならば

個人の写真を飾る特別なスペースを作ったっていい。

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故人との付き合い方はあなたが決めていいんです。

 

もっと自由にホトケと付き合いましょう。

それでは!