よそ者の集落に町のお囃子が伝わったはなし

こんにちは、ガチレズクリスチャンのあやめです。

茨城の田舎に住んでいます。

夏に向けて、祭りの準備が行われています。

わたしの地域でも、休みの日になるとお囃子の音色が聞こえてくるようになりました。

お囃子を聞くだけでウキウキします。

たまたま散歩しているときに、それらしい集団を見かけました。

歩いている途中にすれ違う人もいて、みなお囃子を楽しみにしてるんだなと

さらに嬉しくなりました。

これだけなら、日本の風物詩ですが

わたしの地域にはもともと、お囃子がなかったのです。

よそ者の集落といわれた時代

わたしの住んでいる地域は、他の都道府県から移ってきた人たちが多く

同じ町の中でも、よそ者の集落として扱われてきました。

町で行われている祭りは

見に行くことはできても、許可がなければ参加することができませんでした。

しかし、ここ数年

わたしの地域でも、町のお囃子が聞こえるようになったのです。

なんでこんなところから聞こえているのかと驚いていたら

お囃子のサークルができたとのことでした。

わたしが散歩のときに見かけたのは、お囃子のサークルだったのです。

2世を通して文化が伝わる

近年、わたしの地域では親子で同居する世帯が増えました。

わたしが幼なじみと再会できたのも、育った家に帰ってきたからです。

新しい地域ができたての頃は、今まで住んでいた方々にとっては

とっつきにくい人たちであり遠ざけられてきました。

しかし、その子どもたちになると

大人の事情に巻き込まれず、純粋に祭りを楽しむことができます。

そして、祭りやお囃子が楽しかったという思い出が残り

大人になってから、お囃子を始めようという人達がふえたのです。

そして、わたしの地域にも広まりつつあります。

少子化の煽りを受け、お囃子を学ぶ子どもたちが少なくなったので

町中の人たちも、受け入れる気風が生まれてきたのです。

伝統は楽しい物が伝わる

歌舞伎はもともと江戸の人々の娯楽でありました。

それが今では伝統文化として親しまれ、今でも私たちを楽しませてくれます。

伝統とは、楽しい物が伝わっていくのです。

お囃子って面白い!やってみたい!

と思った人たちがいたからこそ

今までお囃子の文化がなかった地域に根付き始めているのです。

日本文化が世界に伝わっているというニュースをテレビやインターネットで見ましたが

その実例を、身近なところで見る日が来るとは思っていませんでした。

わたしは今、遊びが文化になっていくその瞬間に立ち会っているのです。