【不審菴 短期講習会】出入り口近くに姿見を置いてはいけないただひとつの理由

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こんにちは、あやめです。

不審菴短期講習会では、1週間着物での稽古になります。

キチンと着られるように、家元の方から姿見が用意されるので、襟元をチェックしながら着付けができます。

しかし、着付けのとき以外ジャマになるのが姿見の運命。

どこに置くかが、ポイントとなります。

その際、絶対に出入り口の近くに姿見を置かないで下さい。

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障子が破れるから。

姿見を置く場所と障子の破れってなんか関係あるって思った方。

マジでおおありです。

今回は、出入り口に姿見を置いたばかりに、障子が悲惨なことになってしまった体験談をシェアします。

 

1.扉の正面に立てない

障子の出入り口付近に、姿見をおくとどうなるか。

扉の正面に立てなくなります。

つまり、出入りの際には横歩きをするしかなくなるのです。

講習会中は短い時間での着替えになります。

ついつい急ぎたくなるのに、進路を塞ぐように姿見を置いておくと

よけながら歩いた拍子に、障子にぶつかってしまいます。

さらに、手元が見られないので

手さぐりしているときに、障子をひっかいてしまいます。

余計な動きで障子を傷つけないように

出入りの近くには障子を置かないようにしましょう。

 

2.障子は衝撃に弱い

横歩きをしながら扉を閉めると

手の力だけでなく、歩くスピードが加わります。

いつもの力加減で扉を占めているつもりでも、障子には大きな力がかかっているのです。

障子は木枠に紙を貼っただけの作りになっています。

普通の生活で、多少扉をバタンと閉めても

扉が壊れるなんてことはめったにありませんが

障子の場合はいつもより強い力で扉を閉めるだけで、障子に亀裂が入ってしまいます。

急いでいると障子をバタバタと開け閉めしがちになります。

余計なダメージを与えないように

姿見は入口近くに置かないで下さい。

 

3.姿見は部屋の中心に配置すること!

そしたらどんなところに姿見を置けばいいのか。

部屋の中心に置くことをオススメします。

ミーティングは別室で行われるので、中央にみんな寄るという動きはほとんどありません。

ふとんや荷物が寄せてあるので

そこに姿見をセッティングしてみてください。

横から手探りをして開けることはほぼなくなります。

 

部屋も家元の茶碗と同じように扱いましょう

障子なんてすぐ張り替えられるのに、なんでこんな気を使わないといけないんだという人もいるでしょうが

家元の稽古場で茶碗なんてすぐ作りなおせばいいと思ってぞんざいに扱う人はいないはずです。

(ちなみに、稽古で使う茶碗は作られてから100年は経っている茶碗ばかりです。)

障子に限らず、お寺のものはとてもデリケートです。

どれだけ急いでいても、丁寧に扱うことだけは忘れないで下さい。