【表千家 不審菴短期講習会】キャリア10年程度でおごるな。師匠はすべてお見通し。

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10年なんてひよっこよ。

こんにちは、あやめです。

不審菴短期講習会。わたしはかなりの自信を持っていました。

しかし、実際に先生からいただいた言葉は

「雑」

一気に心が折れました。

思い出しても悔しいです。

ぶっちゃけ、一回泣きました。

 

1.自己流は見抜かれる

茶道10年のキャリア

同世代では確かにながい部類でしょう。

しかし、500年の歴史をもつ茶道歴にとって

10年なんて一瞬です。

わたしの体には、確かに点前の動き方は染み付いていました。

その動きをコピーしていれば、大丈夫だと思っていたのです。

しかし、それを壊したのはいつもとちがう空気感。

かなりビビりました。

稽古場との感覚が全く違う。

わたしができたのは「稽古場での点前の動き方」であり

「茶道の動き方」になっていなかったのです。

できていればいいというおごりを先生に見破られて

「雑」ということばを頂きました。

 

 

 

2.行動=本心

茶道は、ことばを語らない世界。

そのかわり、動作が気持ちを表します。

茶碗を温めるときに、お湯が少なければ

「温かいお茶を出す気がない。」

ということになり。

相手にすすめるときに自分の近くにおいてあれば

「本心からすすめていない。」

ということになります。

中途半端な動きは逆に失礼なんです。

わからないことはテキトーに済ませてきたわたしにとって、

お客様のために何ができるか

正客のために何ができるか

振り返ることができました。

わたしの雑な点前は、お客様を雑にもてなすことにつながっていました。

 

3.10年なんて初心者と一緒

人よりもちょっと早く茶道を始めただけで、わたしには本質が身についていませんでした。

10年学んでようやく茶道っぽい動きができていたという程度です。

動きさえできていればいいだろうとまで思っていました。

師匠はそんなわたしの考えを見ぬいて、「雑」と表現したのだと思います。

少し場所が違っただけで、ガタガタに崩れてしまう。

そのくらいの実力でした。

わたしはまだまだ初心者です。

 

もう一度、きほんに立ち返ろう

今回の研修会で、わたしの茶道へのプライドはバッキバキに壊れました。

それは同時に、まっさらな気持ちで茶道に向き合えるということ。

人のくせは日が経つほど、直しにくいものです。

弟子を抱えるほどの歳になってからクセが発覚していたら、後悔していたことでしょう。

お茶の世界は一期一会。

この時が終われば、もう二度と会えない人のために尽くす。それが茶道です。

覚えたものを繰り返せばいいなんて、なんと心のこもっていないもてなしの仕方でしょうか。

そんなものを人に見せてしまうところでした。

人をもてなすために

正しい点前を身につけるために

もう一度、茶道と向き合ってみたいと思います。