知らぬ間に染み付いた性差別に絶望した話:コーラといちごオレ

「社内清掃は女性の仕事」

「お茶くみがあるなんて、女性は大変だね」

私が実際に会社でかけられた言葉です。

21世紀とは思えない差別でしょw

まあ、時代が分かってない人達だから仕方ない。

私はあなた方とは違うのだよ。

昨日までそう思っていました。

とある4人家族のお客様を対応した時の話です。

人数分の飲み物の注文の中で、コーラといちごオレが出ました。

席についているのは 男の子と女の子の兄妹

多分、子供用の飲み物でしょう。

子供がいるなら待たせないようにしないと。

はじめに手間がかかるいちごオレを作って、炭酸が抜けるコーラは最後に作ろう。

急いでとりかかりました。

飲み物を作るブースはお客様に見える位置にあり、男の子の視線が刺さります。

待っててくれ、君のコーラはもうすぐだ。

心のなかで唱えながら、淡々と準備を進めます。

しかし、その間にも他のテーブルからは注文が飛び交い、結局、飲み物を出すのに時間がかかってしまいました。

おまたせ、炭酸が抜けるから、君のコーラは最後に作ったよ。

そんな気持ちでテーブルに飲み物を運びました。

すると、

「〇〇くんはいちごオレだよね」

お母さんが発した言葉。

男の子は力強く頷いたのです。

やってしまった…。

そりゃ、そうだ。

男の子だっていちごオレ飲むわ。

女の子だってコーラ飲むわ。

お盆がなければ頭を抱えたことでしょう。

そして、コーラを飲むのが女の子だという可能性を全く考えていなかったという事実が更にショックを強めました。

私の兄が小さい頃からコーラを飲んでいたので、

「男の子=コーラ」

と刷り込まれていたようです。

更に言えば、

「男の子=お兄ちゃん」

「女の子=妹」

と勝手に判断していたことに気が付きました。

もしかしたら、

「女の子=お姉ちゃん」

「男の子=弟」

だったかもしれません。

私も、掃除やお茶くみは女性の仕事だと発言した人達と大差ありませんでした。
 
差別は意識して行われるものではなく、日常の中で培われていくもののようです。
 
自分の偏見にはやく気づけて本当に良かった。