私が小学校1年生の春に宿題をやらなくなった理由

昔のことを思い出すこの頃、私は宿題が大嫌いでした。

勉強の楽しさが分かったのは大学に入った頃からで、小学生から高校までは先生に怒られるのが嫌というネガティブな理由で宿題をしていました。

そのきっかけを今でもよく覚えています。

親の反応が幼稚園の時と全く変わったからです。

小学生で初めて算数のプリントを授業で配られた日。

それは、0から9までの数字の書き取りプリントでした。

その日は0から3までの書き取りで、4のから後は次の時間に書き取るとのことでした。

家に帰り、そのプリントを手に食器を洗っている母のもとに行きました。

「よくかけたね。」

その一言が欲しかったのです。

母は手を止めて、プリントを眺めるとこう言いました。

「やってないところは宿題だよね。やりなさい。」

期待は見事に裏切られました。

「しゅくだいじゃない!」

何度も何度も訴えましたが、母は聞いてくれません。

結局泣きじゃくる私を机に押し付けて、兄と一緒に残りの書き取りをさせられてしまいました。

その次の算数の時間の惨めなことといったら…今思い出しても涙が出ます。

子供は幼稚園から小学校へ上がると、

キレイな花やだんご虫の代わりに、プリントやノートの書き取りを親のもとに持って行きたくなるのです。

子供にとっての戦利品なのです。

コミュニケーションをとるための手段の一つなんです。

どうかそれを見てあげてください。

褒めなくてもいい

「そっか、そっか」2、3回うなずいてあげてください。

花や虫の時と同じようにうなずいてあげてください。

中には、子供には社会の厳しさを教えてあげないとダメだという人もいるでしょう。

でも、すでに、子供は学校の中で比較されています。

その中で悔しい思いをしています。

もしかしたら、人生ではじめて悔しいという気持ちを味わっているかもしれません。

家に帰ったら、ほっと息をつかせてあげてください。